遥か昔、地球が青の世界だった頃。
宇宙の原子、小さな光が降り注ぎ、虫の卵も注がれた。

初めに虫の卵は海で誕生した。

地球には虫たちを育む栄養がたくさんあった。

虫たちは爆発的に数を増やし、多種多様に進化していった。

虫たちの繁殖能力と進化のスピード、適応力は宇宙一と言われている。

栄養豊富な地球という星で彼らは海から陸へと進出した。

植物たちと虫たちは協定を結んでいる。お互いの繁栄の為に手を組んでいる。

虫たちは地上でも凄まじい適応力をみせ、数を増やしていった。地球は虫たちを歓迎した。彼らのお陰で潤うから。

地球の住人の一部であり、大切な家族の一員として迎えいれた。

地球産の虫もいれば宇宙産の虫もいる。
宇宙から完成系を放たれた虫も存在している。
地球で産まれた虫、さらには宇宙をさ迷い地球に飛来し孵化し、数を増やしたものもいる。
クマムシのように。

今も虫の卵は地球に降りてきている。

宇宙には巨大な昆虫も存在している。しかし、地球では小さくなった。

宇宙の至るところに虫は存在している。彼らがいない星などいない。という程に、彼らの生命力と繁殖能力は凄い。

多くの虫たちは陸に進出した時に地球での適応した完成系の体を手にしたので恐竜時代とさほど変わらない。

虫は宇宙からもたらされた宝物なのだ。